守 山 の 家 4

 

03.06.02



守山の家4の工事が始まります。
年内完成のため大急ぎで設計しました。
今回も傾斜地です。
写真でも分かるように現況は雑木林です。
木を切らなければならないのですが極力
最低限にしようと思っています。この瞬
間が一番心が痛いです。切られる木たち
に手を合わせます。このことがこれから
建築を作っていく集中力の一端を担って
います。


03.06.08



今日は地鎮祭でした。
本来は敷地に手をつける以前に行なうものですが
何せ雑木林に急傾斜という土地では祭壇をたてる
場所もなくやむをえずある程度場所を確保してか
ら行なうことにしました。これからまたドキドキ
ワクワクのの現場が始まります。半年間毎日この
現場に通うことになります。


03.06.13




掘削が終了しました。
写真にちらっと見えるのは地盤調査をしているとこ
ろです。この調査方法は一般的に木造等の比較的軽
い建物の場合に行なう方法です。私がいつも依頼し
ている調査会社は、自社で出したデータをもとに判
断して地盤補強もします。
そして、ある一定の保証料を支払えば10年の地盤保
証もしてもらえます。もちろん地震等の免責はあり
ますが、ある大手の保険会社が後ろ楯になっている
共済会の保証なので会社がなくなったとしても10年
間はそれなりの安心は買えます。
そういうわけで担当者と打合せをしこちらの要求す
る地盤耐力を報告し、予想される地耐力とをかんが
みて調査方法を決定します。今回私が要求した地耐
力は15t/・(もちろん構造設計の古居さんの指示)
でした。今回の調査方法(スウェーデン式サウンデ
ィング試験)の保証できる限界値でした。
15t/・もあれば鉄筋コンクリートでも4〜5回建て
くらいは建てることができる地耐力ですが頭でっか
ちの構造なので余裕を多く持たせています。実際、
今回の地盤は地山なので地盤補強をしなくても十分
地耐力はあるだろうと想定はしていましたが実際確
認したところ予想以上に良かったです。
しかし、クラアイアンとのためにも安心を提供でき
るので地盤補強はし、保証も入っていただこうと思
っています。


03.06.19



今日は地盤改良工事をしました。
このくらいの規模ですと1日で終わってしまいます。
これで地盤に関しては一安心です。
来週、月曜日は隅出しをし基礎の鉄筋工事に入って
いきます。天気次第ですが来週中には基礎の型枠ま
で終わる予定です。


03.06.25



梅雨時でなかなか工程通り進みませんが、今日から
基礎の鉄筋が始まりす。天気が持てば今日明日中に
終わる予定です。型枠も今週中に終わらせる予定で
す。そして、来週始めに設備的な処置をして、来週
中にはコンクリートを打とうと思っています。


03.06.27



ここ2,3日天気がよかったので現場が結構進みま
した。今日の午前中で型枠まで終わったので早速、
配筋検査をしてきました。月曜日は電気と給排水
設備の配管工事です。この工程は必ず1日立ち会う
ことにしています。どうしても現場対応が多いので、
打放しの場合そのまま完成度に響いてくるのでとて
も大切です。


03.06.30



今日、予定通り設備と電気の配管を設置しました。
特に問題もなく終わりました。
現場は問題がなかったのですが、いつも電気をやっ
てもらっている樋口さんのところの若い職人が突然
先日辞めたそうでとてもショックでした。樋口さん
も後継者にしようと結構期待をして、学校まで行か
せて投資をしていたのですがとても残念です。僕も
結構期待をしていたのですがなんだか空しい感じで
す。樋口さんはさぞかしショックだったでしょう。


03.07.02




今日は基礎ベースのコンクリートを打設しました。
前日が雨の日はコンクリートの管理に特に気を付け
なければいけません。それは配合する砕石や砂利に
水分が多く含まれているため、水の量にはしつこく
注意を促します。最近、私が指示するコンクリート
はBBといわれる高炉セメントのコンクリートです。
何故かというと長期強度が普通セメントに比べ比較
にならないほど高いからです。一般的に土木工事に
使用されるものですが、反対に初期強度が余りでな
いので工期が延びるというデメリットがあります。
しかし、住宅の場合工程計画もあらかじめ私が計画
し、織り込み済みですすめているので全く問題あり
ません。また配合ですが、私が執拗に指示するのは
水セメント比です。最高で50%。たいがいは46%
で指示しています。セメント量も300〜330・/・で
す。強度は指示しなくても必要以上に出てしまうの
で指示はしません。でも、これだけの指示でFcは300・
くらいは十分出てしまいます。それとよく設計者は
スランプを気にしますがこれは打設のしやすさの目
安なので、大切なことではありません。でも、柔ら
かいと粗骨材率が多くなったり、水が多くなったり
するので気を付けなくてはいけません。最高でもス
ランプ15位にしておい多方が良いと思います。その
くらいで現場では18くらいで来るのが関の山です。
今日も15で指示したのですが半分くらいは18でした。
やはり少し水が多かったみたいです。
だから、水セメント比を46%といっておいて現場で
は50%くらいが来るものだと思った方が良いと思い
ます。同業者の方、気を付けましょう。話しは戻り
ますがこれはあまり公には出来ない話しですが、現
在の普通セメントのコンクリートは当初の設計強度
が維持できるのが20年くらいです。公には60年とい
っていますが、専門家や学者は周知の事実です。こ
れを認めてしまうと公共の財産価値が激減し、パニ
ックなるので見て見ぬふりしているの現状です。高
炉の場合でもおそらく昔ほど長期強度はなく、50〜
60年といった所でしょう。でも、設計強度が無くな
るといって即壊れるということはありませんので御
心配なく。そういう意味でも私が手掛ける建物は皆
高炉セメントのコンクリートで作っています。
また、下の写真はコンクリート打設後、30分くらい
にもう一度バイブレーターを掛けています。これも
大変重要な作業で、これで再度締め固めをして空気
を抜きます。このことでより密実なコンクリートに
なります。


03.07.09



ベースの型枠が外れました。
最近は雨が多く、仕事が進みません。
でも、明日から鉄筋工事にかかります。
       


03.07.15



やっと今日雨が上がり、電気工事と設備工事ができ
るようになりました。工程は結構この時期余裕を見
て組んでいるのでそれほどずれてはいませんがそろ
そろ梅雨も明けてほしいものです。

下の写真は先日紹介した電気工事をして頂いている
樋口さんです。隣は奥さんです。突然社員が辞めて
しまったので急きょ奥さんが手伝いに来なくてはな
らなくなりました。とても仲良しでむつまじい光景
ですが、なんだか申し訳ない気にもなってきます。
   


03.08.05


しばらく現場が空いていました。
雨のおかげで、3週間ほどずれてしまいました。
しかし、3週間全く何もやっていなかった訳ではなく、
10日ほど前から型枠の製作と塗装をやっていました。
どうしてもお盆前までにはコンクリートを打設した
いので今日からは急ピッチで現場が進むとおもいます。
   


03.08.07


昨日から壁の型枠の建て起こしをしています。
今日中に壁は終わりそうですが、明日の台風が心配
です。お盆までほとんどスケジュールに余裕がない
ので頑張ってほしいと思います。写真に移っている
大工はいつも型枠工事をお願いしている人たちです。
彼等は実は親子で白いシャツの人が親です。彼は私
とあまり歳は違いませんがもう、孫がいます。なん
だか複雑な気がします。彼等はもちろんしっかりし
た仕事をしますが、何よりも仲が良く友達のように
いつも楽しく仕事をしています。ネットではお伝え
できませんが、現場にいるといつも楽しい雰囲気が
伝わってきます。私の難しいわがままな要求にも快
く付合ってもらっています。
        


03.08.11


やはり、台風の影響で工程がずれました。
12日のコンクリート打はは断念しました。
あまり急いでも良いことはないので盆明けの19日に
しました。盆明けの工程をつめて工程通り終わらせ
たいと思います。今日は応援の大工さんが二人入っ
ています。
        


03.08.20


雨のおかげで工程が結構ずれて、やっと今日配筋検査
になりました。今回は構造が特殊ということもあり、
特別に構造設計の古居さんに参上をお願いしました。
写真はその古居さんが鉄筋をチェックしているところ
です。私の設計は毎回のことですが、教科書通りの設
計であることはほとんどなく、古居さんの力を借りな
いと無理なものばかりです。一見簡単そうに見えてい
る建物も、他の構造設計の先生では全く不可能なもの
ばかりです。誤解を受けそうですが、建築家にとって
中途半端な構造の知識は設計の幅を狭めます。私は古
居さんを全面的に信頼しているため、基本的なこと以
外構造の知識はあえて入れないようにしています。自
由に考え、後は古居さんに構造的に成立つように考え
てもらっています。どんな仕事もそうですが、信頼に
足る人と仕事をするということ。自分の仕事の範囲を
自覚し、その中で完璧をめざすということは良い仕事
をするための必要条件だと思います。明日ははやっと
2階のコンクリート打です。所員共ども現場で1日壁た
たきです。あ〜美しいコンクリートが打てますように。
        


03.08.21


今日はコンクリート打の日です。
RC造の住宅にとってこの日は最も大切な日です。
いつもやっているスタッフなので、特に心配すること
はあまりないのですが、気の弛みは厳禁です。緊張感
を維持するのが私の仕事といってもいいくらいです。
私が指示しているコンクリートはいつもとても固練り
なので、それだけでコンクリートが入りにくいので結
構緊張します。事実、少しの気の弛みでコンクリート
が廻らない部分が出ます。この日は所員二人も動員し
て、型枠たたきをします。これが結構ハードな仕事で、
一日中力いっぱい型枠をたたき続けなければいけませ
ん。休んでいるとコンクリートは固まってしまうので、
たたくタイミングを無くしてしまいます。心身共に疲
れるのがコンクリート打です。コンクリートを打つ時
には、ポンプ車を利用します。右下の写真は、それを
操作しながらホースを移動する職人さんです。一般の
人にはあまり知られていませんが、とてもハードな仕
事です。打設中のポンプは100キロくらいの重さにな
り、それを持ち上げたり、移動したり普通の体力では
出来ない仕事です。写真の職人さんもとても体格が良
く、腕っぷしが強そうな人です。左下の写真はテラス
部分の床をコテでならしているところです。この段階
はほとんど打設が終了し、最後の調整をしているとこ
ろです。
        


03.08.22


このブルーシートは打設後の養生のためです。
コンクリートは時間と共に硬化し、同時に水分
を吐き出します。その時に収縮します。この収縮がく
せものでこれを上手にコントロールしないとコンクリ
ートにクラックが入ります。ブルーシートは急激な水
分の蒸発と、日光の熱を遮るためのものです。しかし、
床面のクラックはある程度押さえることは出来ますが
壁に関しては不十分です。         


03.08.29


コンクリート打ちから1週間経ちました。
壁の型枠もはずし、2階の壁の鉄筋が組終わったとこ
ろです。やはり窓廻りでほんの少し充填が不十分なと
ころがありましたが、全体としてはきれいに打ち上が
りました。
          


03.09.03


このは始めから敷地に生えていた木との共存を図る
ために際どい施工をしている写真です。てる前の敷
地は雑木林で、できる限り緑を残すのはクライアン
トも私も共通の認識でした。やはり限界はあるので、
基礎を作る段階であらためて木の位置を正確に測量
しこの写真のように数cmという距離で建物の位置
を決定しました。おそらく数年すると下草や樹木が
密になり、当初イメージしていた森に浮くコンクリ
ートの箱というのが完成すると思います。今日は一
日、設備と電気の施工の日で一日中立ち会っていま
した。毎回のことですが図面の通りにはいかず、現
場で判断することばかりです。
                


03.09.08


2階部分の型枠が起きてきました。
だんだんと形が現れてきました。
今日は屋根の型枠を貼っています。
明日は鉄筋屋が入り、屋根部分の鉄筋を組みます。
予定は今週末にコンクリート打の予定です。
       


03.09.12


今日は最終階のコンクリート打でした。
所員も動員して一生懸命壁をたたきました。
毎回のことですがコンクリート打は打ち始めたら、
待った無しで打ち続けなければなりません。した
が打ってその準備はしっかりやっておかなければ
なりません。毎回同じメンバーなので特別な指示
はしませんが気を付けなければならないことは、
くどいほど毎回話します。下の写真は、打ち上が
って仕上をしているところです。今回は形状が少
し複雑なところがあったので、最後まで残って指
示をしていました。明日はあまり天気が良くなさ
そうなので、養生にはとても良い日になりそうで
す。この後現場は少しの間お休みです。コンクリ
ートの強度が出て型枠が外れるまでには1ヶ月ほ
どかかるのでその間はあまりやることがありませ
ん。今後の予定は10月の中旬頃に型枠を外し、直
ぐにサッシを取り付けて行きます。この住宅は仕
上がほとんどないので11月の後半には完成する予
定です。
       


03.09.22


久々の書き込みです。
養生期間も過ぎて、先週からバラシが始まりました。
スラブ以外はほとんど 型枠が外れました。コンク
リートはとてもきれいに打ち上がりました。スラブ
の型枠が外れるまでは、まだ3週間ほどかかるので
本格的には工事は進みませんが、来週後半から埋戻
しなどの工事が始まります。写真は北側からで、出
入り口と外部階段が見えています。持出しでストリ
ップの階段です。
       


03.10.02



外回りの型枠がほぼ外れました。
仲からの眺めも予想通りのもになりそうです。小さい
ながらも贅沢な住宅だな〜とあらためて感じました。
総予算は建売り住宅とそれほど変わりはありませんが
この住宅の豊かな空間は比べようもありません。クラ
イアントの価値観によって、これほど違うものが出来
ることにあらためて設計の面白さを実感しました。
       


03.10.10

       




昨日から埋戻しの工事が始まりました。
地中に埋まる部分は防水をしウレタンボードで防水
部分を覆い、埋戻していきます。今日から重機が入
り、一気に進みました。だんだんイメージしたもの
に近付いていくのを見るのは楽しいものです。上の
写真はよう壁工事の堀方をしています。道路より
2,5mほど控えてよう壁を作ります。その手前が駐
車場になります。
       


03.10.11



この掘削はよう壁のためのものです。
昨日、砕石を敷き捨てコンクリートを打ちました。
今日は墨を打ち、週明けからの鉄筋工事に備えよう
と思いましたがあいにくの雨で水が溜まり、ポンプ
を使いスポンジで拭いているところです。
       


03.10.16



昨日から鉄筋屋さんが入り、今日の午前中で終わっ
たそうです。配筋確認のため、現場に来ました。
特に問題はありませんでした。
明日、ベース部分のコンクリートを打ちます。本体
の方はおそらく今日明日中に、前回コンクリートを
打った時のテストピースを破壊試験に出し、強度が
出ていればサポートを取る予定です。
       


03.10.17



これは実際にこの現場で使用したコンクリートの強
度試験をした成績表です。一般にコンクリートの強
度は4週(28日)を目安に判断します。この成績表
も4週の物です。2階のコンクリートを打設した時
(8/21)に現場で直径10cm長さ30cmほどの
テストピースを6本採取しました。それを4週経った
段階で工場で破壊試験をします。表の見方は上の印
に30と書いてあります。これはコンクリートの設定
強度です。しかし実際の設計強度は24なので3割ほ
ど高強度のコンクリートで打ちました。結果は下の
印で、6本のテストピース内の3本の平均強度が
35.4と出ています。これは設定強度よりも2割ほど
増していることを示しています。ちなみに他の3本
の平均強度は38.2でした。この結果から十分に強
度が出たという判断をして、サポートの取り外しの
指示をします。現在のコンクリートの強度は設計強
度の1.5倍ほどあります。このコンクリートは以前
お話ししたようになかなか強度の落ちない建築では
あまり使用しないコンクリートですが100年単位で
考えたとしたら、必要な強度だと思います。
       


03.11.01


今日は床のモルタル打ちです。
床暖のヒーターの上にメッシュを引いて直にモルタル
を打っていきます。この施工で最も心配なのは、モル
タルのクラックです。もちろん何もしなければ、乾燥
すれば必ずクラックが入ります。それを最小限に押さ
えるためにいろいろ工夫をしていますが今回はモルタ
ルに日本硝子のスーパークラックノンを入れました。
これはガラス繊維でできた綿上のものですがこれが均
一に混ざることでクラックを防止するという簡単な混
和剤です。これの欠点は仕上がりが滑らかになりにく
いということです。出来る限り押さえてもらうしかあ
りません。
       


03.11.04


かろうじて雨が上がり、予定どおりU字溝の敷設が
できます。写真は下地の砕石が終わり、設置位置に
運んだ状態です。今日中に完了する予定です。右の
写真は硝子を嵌めているところです。結構面積があ
るのでコーキングまで終わるのは夕方までかかりそ
うです。硝子が嵌め終わると建築というものは一気
に完成度が増してくるものです。
       


03.11.11


今日は手摺の取り付けです。
手摺といえば職人「松井さん」の登場です。彼には
いつも関心させられるばかりです。今回も彼の技を
公開します。上段左が松井さんです。右の写真は階
段の手摺子の取付け部分の納まりです.2本のアンカ
ーボルトをケミカルアンカーで固定します。手摺子
の下面にアンカーボルトの納まる穴を工場であらか
じめ開けておいて下段左の写真のように差し込みま
す。それを側にある穴から溶接し、後で埋めて磨き
ます。形と寸法だけを伝えてあり、後はほとんど彼
が考えてやっています。言葉で説明すると簡単で
すが、この仕事は毎回のことですが並の職人では、
なかなかできない技です。下段右の写真は、床のモ
ルタルを磨いているところです。やはり、いまいち
仕上がりが良くなかったので磨いてもらっています。
モルタル金コテと違った,一種テラゾーのような仕
上げになり、大変ですがこれも結構いけると思いま
した。
       


03.11.13


今日も引続き手摺を取付けています。上左の写真は
壁面に接する鉄部の断面にコーキングを塗っている
ところです。この部分は取付けてしまえば塗装をす
ることができないのであらかじめ塗っておくわけで
す。写真は壁面ですがもちろん床面に接する部分も
やっています。上右はケミカルアンカーで壁面に取
付けられたボルトに差し込み手前に開いている穴か
ら溶接します。その後、この穴に鉄パテを埋めて1
日ほどおいてから、下左の用にペーパーで磨きなが
ら形を整えていきます。この辺りの仕事も松井さん
はとても丁寧で、塗装をしてしまうとどこで溶接し
たかが分からなくなってしまいます。
       


03.11.14


そろそろ現場も佳境に入ってきました。
この頃になると所員が現場で仕事をすることが増え
てきます。上右は所員の丸田君が一日キッチン屋さ
んの手伝いしていました。下左は加藤君が外で土方
仕事です。下右はインターンシップの長崎君が掃除
をしているところです。ちなみに上左は浴室洗い場
の床のモルタルをプロの職人さんが金コテで押さえ
ているところです。
         


03.11.26


建物本体はほとんど終わり、29日の引き渡しを待つ
ばかりになりました。今日明日は外回りのアプロー
チを作っています。いつも外構植栽は造園家の糟谷
さんにお願いしています。今回もアプローチ、植栽
を相談し、特に階段は数年後植栽に覆われ目立たな
くなることと出来る限り作為のない自然な感じにし
てほしいということをお願いしました。結果的に新
品の枕木を使うことになりました。1、2年は下草や
植栽も少ないので目立つでしょうが数年後には自然
な感じになるのではないでしょうか。写真の職人さ
んはいつもお願いしている桜井さんです。この職人
さんも私には欠かせない職人の一人です。この日も
ジャズを聴きながら現場仕事に励んでいました。